空手の国際大会で数々の優秀な成績を収め現役を引退した大野ひかるさんに11人目となる県民栄誉賞が贈られることになりました。

佐藤知事は19日の会見で、元空手選手で大分市消防局の大野ひかるさんに県民栄誉賞を授与すると発表しました。

大野さんは高校生時代に選抜、インターハイ、国体で三冠を達成。今年10月に行われた世界選手権で金メダルを獲得したほか、全日本空手道選手権で4連覇を達成し、現役を引退しました。

世界最高峰の演武で県民に感動を与えたことや後進の育成に注力していることなどが評価されました。

県民栄誉賞はこれまでにピアニストのマルタ・アルゲリッチさんや建築家の磯崎新さん、元総理大臣の村山富市さんらが受賞していて、大野さんで11人目となります。スポーツ選手では初の受賞です。