今年度中の就航を目指すホーバークラフト2番船の性能を確認する国の最終検査が行われ、「運行に支障なし」として合格しました。

11月8日、大分に到着したホーバークラフトの2番船「Banri」。国土交通省大分運輸支局の検査官ら25人が船に乗り、就航に向けた最終の船舶検査を行いました。検査では大分市から大分空港までのおよそ33.5キロを航行してスピードや旋回能力などが確認されました。

「運航に支障なし」として検査に合格した2番船は運航事業者との貸し付け契約を経て12月中旬ごろに引き渡される予定です。

一方、11月8日、訓練初日に事故が発生したホーバークラフトの1番船「Baien」は、大分空港に隣接する発着場に上陸した際、専用路のガードレールに衝突し、船体が破損しました。運航会社は現在事故の調査を進めていて、近く調査結果や今後の安全対策について公表する予定です。

事故したホーバー