気象庁は、27日午後、東北地方に「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。

気象庁によりますと、12月4日頃から、冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、かなり低くなる可能性があります。また、東北日本海側を中心に、この時期としては降雪量がかなり多くなる可能性があります。農作物の管理等や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください。

東北地方 12月4日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.1℃以下
東北日本海側 12月4日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 224%以上

この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。

・地点  ・平年値

五所川原 13センチ

青森    17センチ

弘前   16センチ

酸ケ湯   52センチ

鷹巣   11センチ

秋田   5センチ

横手   20センチ

矢島   12センチ

酒田   3センチ

新庄   15センチ

山形   5センチ

米沢   10センチ

若松   5センチ

只見   23センチ

むつ   7センチ

十和田  7センチ

盛岡   5センチ

湯田   29センチ

北上   5センチ

川渡   7センチ

古川   2センチ

新川   5センチ

早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

今後の気象情報に十分注意し、適切な対策を取ることが重要です。