南海トラフ巨大地震を図上で想定した県総合防災訓練が実施され、52の関係機関が連携を確認しました。

この訓練は災害対応や連携の強化を目的に毎年実施されています。県や市町村など52の関係機関からおよそ300人が参加し、南海トラフ巨大地震により大津波警報が発表された想定で図上での訓練が進められました。参加者は発災直後情報収集を進めたほか、人命救助を最優先した応急対策にあたりました。

(県防災対策企画課・後藤恒爾課長)「東日本大震災の状況を再現した形でリアルに取り組んでおりますのでまだまだ十分でないところも見受けられるが、しっかり改善していきたい」

県は訓練での反省点を検証した上で、今後の災害対応に活用していく方針です。