大分県産ブランドの「かぼすブリ」が、本格的な出荷シーズンを迎え2日、旬入りが宣言されました。

爽やかな風味が特徴の「かぼすブリ」は、エサにカボスのパウダーを加えて育てた県産ブランドの魚で、臼杵市や津久見市、佐伯市を中心に生産されています。大分市の公設地方卸売市場では250匹が今シーズン初めて出荷され、漁協や市場の関係者が参加して旬入りが宣言されました。

今シーズンはブリの稚魚、もじゃこの漁獲量が回復したことから去年の2倍以上にあたるおよそ680トンの出荷が見込まれています。

(県漁協・中根隆文組合長)「今から冬に入ってくるのでしゃぶしゃぶとかしてもらうとかぼすの香りが伝わってくるのでかぼすブリの良さが分かると思う」

かぼすブリは来年3月まで、県内をはじめ、関東や関西など全国各地に出荷されます。