大分県国東市に住む県内最速の女子小学生が2年連続で陸上の全国大会に出場します。憧れは県出身のオリンピアン、児玉芽生選手です。
スタートの姿勢を確かめるように走るのは国東市の小学6年生・平原美空さん。6月の県大会で女子100メートルを制し、17日、横浜で開かれる陸上の全国大会、日清カップに出場します。
(国東小6年・平原美空さん)「小学3年生のときに学校で走って1位だったから、陸上入ってみようかなとなって、県大会出たら県3位だったから続けた」
初めての大会でいきなり結果を出した平原さんは陸上にのめり込むように。去年の県大会では5年女子100メートルで優勝し全国大会にも出場しました。

(平原美空さん)「予選は人がたくさんいたから緊張した。決勝では本気で走れたからよかった」
県内最速の少女も学校では普通の女の子。授業中は黙々とノートを書き取り、給食ではクラスメイトのやり取りに笑顔がこぼれます。
Qどんなイメージ?
(クラスメイト)「明るいイメージ」「6年の中で一番速いと思う」
Q脚速いの知ってる?
(クラスメイト)「はい。ばけものです」「美空ちゃん全国大会頑張ってね!」
(平原美空さん)「がんばりまーす!」
全国大会への最終調整で10日に行われた県内選抜選手の練習会。コーチの専門的な指導を受けながら、大会に出場する仲間と技術を磨いています。
(県小学生陸上連合会・竹島大喜コーチ)「競り合いに強いというところがあって、隣の選手と並ぶと堅くなるんですけど、平原選手はしっかり自分の走りができて走り抜けることができるのが強みだと思います」