大分県中津市にある建設中のトンネル工事現場で、長さ約1100メートル、およそ190万円相当の電源ケーブルが盗まれていたことが分かりました。警察は窃盗事件とみて捜査しています。

28日午後2時ごろ、中津日田道路の田口ICと青の洞門・羅漢寺ICの間にある建設中の下屋形トンネル(仮)で、照明用の電源ケーブルが切断され、盗まれていることに作業員が気づきました。

ケーブルは4か所切断され、長さ200メートルと900メートル分の計1100メートルがなくなっていました。重さは約1.5トンにおよび、被害額はおよそ190万円相当です。

工事を管理する大分河川国道事務所によりますと、最後にケーブルを確認したのは8月4日で、作業員が28日に工事で使おうとした際になくなっていることに気づきました。

ケーブルは道路の下を通っていて関係者以外知りえない状況で、簡単には切断できるものではないということです。

警察は窃盗事件として捜査しています。