タクシー業界の仕事について若い世代に知ってもらおうと、北九州市に本社を置くタクシー会社が高校生を対象にした職業体験会を開きました。
この取り組みは大分県内のタクシー事業者で初めて、第一交通の別府営業所が実施したもので、11日の職業体験会には別府市の明豊高校2年生4人が参加しました。
生徒は通常の業務の内容について説明を受けた後、事務所内を見学し、配車の手順や車いすの乗客への対応など体験を通じて学びました。
(高校生)「色んな人と触れ合って働くところですごいと思いました。もっとタクシーの仕組みを知りたい」
全国のタクシードライバーは30万人を超えていましたが、年々減少し2021年度にはおよそ22万人となっています。第一交通では今後も若い世代にタクシー業界に興味を持ってもらう機会を作っていきたいとしています。