大分市の高校で調理師を目指す新入生が実習中の安全や技術の向上を祈願する「包丁入魂式」に臨みました。

大分市の福徳学院高校では健康調理科に入学する新入生を対象に毎年、調理実習の安全と技術の向上を願って「包丁入魂式」を行っています。20日の式には1年生45人が出席し、生徒1人1人の名前が刻まれた包丁セットを前に神事が行われたあと、生徒を代表して川野慶さんが「豊かな心と技術を磨いていきます」と決意を表明しました。

(生徒)「将来調理関係の仕事に就きたいので、とってもいい経験でした」「包丁を大切に扱っていい料理を作れるようになって、お客様を喜ばせたいと思いました」

新入生は21日から本格的な実習に入り、包丁の研ぎ方やキュウリの輪切りなど基礎を学びながら1年で和食を中心に技術を身につけます。