車を運転していた男性は「過失運転致死」の罪で起訴され、大分地裁は前をよく見ず、道路の右側から左側に渡ろうとしていた沓里ちゃんへの注視を怠ったことが事故の原因として男性に禁固1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

寝ても覚めても不条理に自問自答を繰り返す 精神状態は最悪に…
沓里ちゃんがいなくなった、この事実にどう向き合えばいいのか?竹山さんは寝ても覚めても自分に問い続けます。生きることがこんなにつらい… 生きていることの意味は… 家族が寝静まり枕の上でそう思いを巡らしていると遠くから沓里ちゃんの声が聞こえてくるような気がして、嗚咽することも… それでも自問自答を繰り返し、ようやく一つの向かうべき方向を見いだします。
竹山武志さん:
「亡くなった沓里のことを心に刻んで、記憶することで共に生きることはできないか?死の覚悟を持っていれば、本当の生を自覚できるのではないか?その気持ちを忘れないことが沓里が家族の中に永遠に生き続けるのではないか」