大分県内で新型コロナウイルスに13日、新たに感染が発表されたのは28人で、1年2か月ぶりに30人を下回りました。
感染が確認された28人の年代別の陽性者数は、0歳が1人、1~4歳が0人、5~9歳が4人、10代が5人、20代が2人、30代が6人、40代が3人、50代が2人、60~64歳が5人、65~69歳が0人、70代が0人、80代が0人、90歳以上が0人です。
30代が6人、次いで10歳未満、10代、60代が5人などとなっています。保健所への報告対象は9人で、うち1人が中等症と診断されています。
新たなクラスターや死亡者は発表されませんでした。
1日の陽性者が30人を下回るのは去年1月9日以来、およそ1年2か月ぶりで減少傾向が続いています。一方、マスクの着用が個人の判断となったことを受け、広瀬知事は13日の定例記者会見にマスクを外して出席しました。
(広瀬知事)「春の空気は穏やかであたたかくていい。基礎疾患や体調不良でマスクを外せない人もいる。外すか外さないかは自分で決めてほしい」
県は新型コロナの5類引き下げに伴って、県営のワクチン接種センターを3月一杯で休止。無料の検査場も5月7日までに終了する方針です。また、マスクの着脱以外の対策は変わらないとして、県は換気など基本的な対策を続けるよう呼びかけています。