大分県知事選挙について、立憲民主党県連は特定の候補者への推薦は行わず、自主投票とすることを決めました。

立憲民主党県連は4日、大分市で常任幹事会を開き、県知事選の対応を協議しました。県知事選には参議院議員の安達澄さんと前大分市長の佐藤樹一郎さんが出馬を表明していて、佐藤さんから推薦を求められていました。

協議の結果、「党員からどちらも支援する声があり、候補者を絞り込むのは難しい」と判断。統一的な対応は行わず、自主投票とすることを決めました。

県知事選を巡って、佐藤さんは自民党に加えて、今月2日には公明党県本部の推薦も決定。一方、安達さんは政党に推薦を求めず、草の根の取り組みに注力していて、戦略が二分しています。

立憲民主党県連は、4月に行われる見通しの参院大分選挙区の補欠選挙については、今月11日までに候補者の擁立を目指す方針です。