地域クラブ立ち上げ…指導はボランティア、保護者は月謝を負担
一方、地域でクラブを立ち上げる動きも出ています。大分市を拠点としている軟式野球チーム「東大分ブルースターズ」には複数の中学校の生徒が所属しています。

指導員「わざわざ集まってきて技を競い合って高めあっていく。ほかの人から見たら『この人たちすごいな』って思ってもらえるチームになってほしい」
東大分ブルースターズは総合型地域スポーツクラブのNPO法人が設立した中学生対象のチームです。指導は中学校教員が担当し、ボールなどの備品はクラブが準備。保護者は月謝を負担します。活動は週1回、毎週日曜日に行われていて所属している生徒はふだんの部活動に加えてこのクラブで練習や試合に臨んでいます。
(クラブのメンバー)「自分の足りないところをもっと磨きたい」「他のチームの選手のうまいところを盗めたり練習時間が増えたりするので自信になるし力もついていると思います」
先生たちは減少する野球人口のすそ野を広げたいと考えていてボランティアで指導にあたっています。
NPO法人わいわい夢クラブ軟式野球指導員・熊田真路さん「ニーズに応えたいというのが私たち指導者の考えです。そこをしないと競技力向上につながらないし野球をもう少し頑張りたい楽しみたいという子どもたちが来てくれていると思います」
