調理師を目指す大分市内の高校生が20日、包丁の技術を披露する大根のかつらむきに挑戦、日頃の練習の成果を競いました。

大分市の福徳学院高校で初めて行われたかつらむき大会は、調理技術の向上を目的に開催されたものです。

調理師を目指す健康調理科の2年生と3年生36人が参加、制限時間15分で大根をどれだけ薄く、長くむけるかを競いました。生徒は真剣な面持ちで長さ10センチの大根を巧みな包丁さばきでむいていきました。

審査の結果、最長記録は1メートル42センチでした。

(生徒)「少し太めでやってたので薄くはなかったんですが、でも頑張れたと思っています」「緊張してガクガクなんですけど、授業でやるよりは長く出来ていてすごく嬉しいです」「3年間の成果を発揮できたと思いとても嬉しいです」

3月に卒業を迎える3年生の多くは県内のレストランや旅館などに就職し、調理師への一歩を踏み出します。