大分市の高崎山自然動物園に生息するニホンザルの個体数が今年度は977匹で、過去最少となりました。
高崎山では、サルの適正な管理を目的に毎年個体数調査が行われています。今年度は、去年11月に5日間実施されました。
その結果、B群とC群あわせて977匹が確認されました。これは昨年度から14匹減少していて、現在の調査方法を導入した1971年以降、過去最少となりました。
高崎山では森林の保護などを目的に、2024年度までは800匹を下回らない範囲で個体数の現状維持を目指しています。
大分市観光課はエサの量の調整や避妊措置を講じながら、引き続き適正な管理を進めていくことにしています。