「想定外」の危険…アンダーパスと内水氾濫
最近の災害において、頻繁に耳にするようになった言葉がいくつかある。一つが「アンダーパス」だ。道路や鉄道の下を掘って交差させている場所だが、少しの雨でも水が溜まりやすい。数十センチの水位でも車のドアが開かなくなり、他県では車内で人が亡くなる事故も起きている。
大分県内には30か所以上、大分市内だけでも8か所のアンダーパスが存在しており、大分市ではレベル4の大雨危険警報が発表された際、これらを予防的に通行止めにする方針を固めた。
もう一つが「内水氾濫」だ。川から水が溢れる「外水氾濫」とは異なり、降った雨を下水道や排水路で排出しきれずに溢れてしまう現象を指す。

短時間でマンホールの蓋が吹き飛び、側溝から水が溢れ出す。 これにより、川から離れた場所でも水害が発生する。
普段、通り慣れている道路が突然濁流になり、その水が地下室や半地下の駐車場に流れ込む。地下の配電盤が浸水して停電を引き起こすケースも多い。スマートキーが開かなくなったり、マンションのエレベーターが動かなくなったりといった、電子化が進む現代ならではの二次被害も発生している。





















