大分市の大型商業施設「パークプレイス大分」。センターステージ近くの「スタバ」や「サーティワン」の店舗をぐるりと囲む水辺エリアをご存知だろうか。買い物客やファミリーが行き交う通路の足元――ふと目を凝らすと、そこにはおよそ20匹から30匹もの色鮮やかなコイ(錦鯉)が優雅に泳ぎ回っている。

池のコイは…放置状態

誰もが「施設が管理しているのだろう」と気に留めることもないコイだが、実は一般には知られていない“真実”が隠されていた。一体なぜ、ここにコイがいるのか。今年6月にパークプレイス大分の新支配人に就任した荒木明徳さんに聞いた。

荒木支配人は、運営会社のエフ・ジェイエンターテインメントワークス(本社・福岡市)に勤め、以前から視察等で池にコイがいること自体は認識していたという。しかし、着任後に各部署へ業務ヒアリングを行った際、耳を疑うような報告を受けることになる。

センターステージ(この記事の画像をみる)

「池のコイについて管理やコストを聞いたのですが、なんとコイの管理は一切しておらず、“放置状態”ということがわかり、びっくりしました」

なんと施設側は、エサやりはおろか、飼育コストも一切かけていないというのだ。