3月に開幕するWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向けて、日本代表へのメンバー入りが決まった西武の源田壮亮(29)。大分市出身でプロ7年目を迎える源田が単独インタビューに応じ、シーズンの目標やWBC出場への思いを語ってくれました。
OBS渡辺アナ:「22年シーズンはまずパパとしてシーズンが始まりましたが、やっぱりお子さんってかわいいですか」
源田:「めちゃくちゃかわいいです。試合に行く前だったり、遠征中だったら毎日写真とか動画送ってもらったりしながら、息子も1年間一緒にシーズン頑張ってくれたなと思います」

キャプテン3年目で迎えた昨シーズンは開幕から38試合連続でスタメン出場を続けるもケガでおよそ1か月離脱。出場はこれまで最も少ない108試合に留まりましたが、卓越した守備力で5年連続となる三井ゴールデングラブ賞を受賞しました。
源田:「試合に出たいというのが一番僕は強く思っていることなので、もう来シーズンは全試合しっかり出るんだっていう気持ちを持って、このオフはまた準備したいなと思ってます」
西武はおととし最下位でしたが、去年はペナントレースで優勝争いを繰り広げシーズン3位。しかしキャプテンとして現状には満足していません。
源田:「本当に投手陣がすごく頑張ってくれて逆に野手がちょっと足引っ張っちゃったなというシーズンになってしまったので、来年はまた野手はしっかり頑張って、ずっと優勝争いをしながらファンの方にも楽しんでもらえる試合を1年間続けたいなと思います」
渡辺アナ:「来季のキャプテンも指名されていますが」
源田:「(松井新監督に)一緒に頑張ろうなと言ってもらったので、選手を見ながら監督と良いパイプ役になりながらできればいいのかな」
一方で故郷・大分に貢献したいと自分も子どもの頃にプレーしたソフトボールの大会を作り、開会式では子どもたちにグラブさばきを目の前で披露しました。
源田:「数年前からやっぱり大分に特にソフトボールというところで恩返しというか何か出来ないかなと話し合ってきて、この大会出てましたという選手が出てきてくれたらとてもうれしいですね」

子どもたちの憧れとなっている源田選手はWBCメンバーに選出。日の丸を背負って世界の舞台で戦います。
源田:「メジャーリーガーも参加するというところもあってすごく注目度も高まっていると思う。周りに打つ人はいっぱいいるので、しっかり守るしっかり走るという何かチームに足りないところを補えるような仕事ができればいいのかな」
侍ジャパンとして、そして西武のキャプテンとして活躍が期待されています。
源田:「(目標は)優勝です。僕はリーグ優勝は2回経験してるんですけど、やっぱりビールかけとかもうほんとに楽しいんですよ。でも日本シリーズに行けてないというところがやっぱりあるんで、しっかり今年優勝してビールかけして、CS勝って日本シリーズの舞台で戦いたいなっていうのがすごくあります」
