「目が開かない」――週末の朝、目覚めた瞬間に異変を感じた。

スマホの光すら苦痛に…

上下のまぶたが固まった目やにで完全にくっつき、無理に開こうとすると焼けるような激痛が走る。鏡をのぞくと、白目は充血で真っ赤に染まり、まぶたは別人のように腫れ上がっていた。

赤く染まった白目、腫れ上がったまぶた(筆者撮影)

筆者は仕事柄、スマホやパソコンは手放せない。しかし、この日から状況は一変する。画面のわずかな光さえ目を刺激し、涙があふれて止まらない。倦怠感も重なり、苦痛の連鎖が次々と襲ってきた。

「もはや何もできん」

週明けの月曜。私は激痛に耐えながら出社したものの、すぐに眼科へ向かった。診断の結果は「流行性角結膜炎(はやり目)」。原因は、夏場に子どもの間で流行する「プール熱(咽頭結膜熱)」と同じアデノウイルスだという。