OBSラジオ番組「加藤秀樹が語る、日本の未来構想」で、構想日本の加藤代表が、中東情勢の悪化に伴う石油不足の懸念と、私たちの生活に直結するエネルギー問題について語った。

ガソリンだけではない「石油依存」の現実

イランからイエメンへと戦火が広がるなど中東情勢が緊迫化し、事態収束の兆しが見えない中、日本における石油不足の懸念が高まっている。加藤氏は、私たちの生活がガソリンだけでなく、スーパーの食品トレーや容器、衣類、薬、家具、電気製品に至るまで、あらゆる面で石油に依存している現状を指摘する。

「政府はガソリン価格を170円程度に抑えるため、約8000億円の補助金を投入すると言っているが、ガソリンに補助金を出したところで新しい原油が入ってくるわけではなく、問題の根本的解決にはならない」と強調した。

さらに、日本の石油備蓄は官民あわせて約8か月分あるが、原油が入ってこなければ、石油化学関連企業は生産量を減らさざるを得ず、徐々に身の回りのプラスチック製品が品薄になり、価格も高騰していくと警鐘を鳴らす。

また、ガソリンやプラスチックなどの原料となるナフサは、「生鮮食料品のようなもの」で2〜3週間分の備蓄しかできないという。