今回の衆議院選挙は選挙運動期間が受験シーズンと重なっています。大分県選挙管理委員会は、試験会場周辺では選挙カーや街頭演説の音が受験に影響しないよう、静かな環境を守る「静穏保持」への配慮を求めています。
2月8日までの12日間の選挙戦。各陣営は公職選挙法に則って選挙運動を展開しています。「真冬の総選挙」となった今回の選挙運動期間は受験シーズン真っ只中。

3日からは1000人以上が志願している県立高校の推薦入試が始まるほか、多くの私立高校では5日、木曜日に一般入試が行われます。「選挙」と「受験」が重なる異例の事態に県選挙管理委員会は対応に追われています。
(県選挙管理委員会・阿部辰樹さん)「今回時期がまさにこの時期で情報提供いただいた分については、各陣営にお知らせをさせていただいている」

県選管では県教委や各大学などから情報提供を受け、選挙区ごとに入試日程を記載した一覧表を作成。1月下旬、各陣営に通知し、「静穏保持」への配慮を求めました。
街宣活動は候補者の訴えを伝える貴重な機会ですが、公選法では罰則はないものの学校や病院などの周辺では「静穏保持」が努力規定とされています。
(阿部辰樹さん)「受験生の皆さんも人生の大きな節目でありますし、候補者の皆さんにとっても大事な時期ではありますけど、法の趣旨を尊重して選挙運動の計画をたてていただければ」

ある陣営では県選管からの通知を受け、受験日程を考慮し、すでに組んでいた選挙カーの行程を見直しました。
(陣営責任者)「将来がかかっている入学試験なので、そこは絶対に迷惑だけはかけられない。時間を変えたりしながら、1回は支援者のところに行くということで組み換えの努力をしました」
1月解散は36年ぶり、異例の真冬の総選挙。受験生や学校現場は各陣営の配慮を期待しながら、試験本番に臨むことになります。






















