大分県内の高校で商業を学ぶ生徒が15日開かれた「商業教育フェア」で新たなビジネスや地域課題の解決方法について発表しました。

このフェアは県内で商業を学ぶ高校生に未来のビジネスリーダーになってもらおうと県教委が開催し、8校から生徒870人が参加しました。

このうち、別府翔青高校はウクライナ産のハチミツを使ったせんべいを販売することで、ウクライナ避難民の支援につなげる「応援消費」の可能性を検証しました。

また、三重総合高校は人口減少を止めるために地域の魅力や働く場所を発掘する必要性について発表しました。

(三重総合高校1年・後藤七望さん)「課題から解決策を考えるのをみんなで話し合い、とても苦労した」

(別府翔青高校3年・大野弘稀さん)「別府の街には色んな外国人がいるので困っている人がいたら、積極的に助けていきたい。」

県教委は「学校の枠を超えた交流を刺激にして今後の学習にいかしてほしい」と話しています。