大規模な地震が発生した際に家屋の倒壊から身を守る室内用の耐震シェルターが大分市役所で展示されています。
このシェルターは住宅の一部屋に耐震性のフレームを設置して空間を作る仕組みで、地震から一時的に身の安全を確保することができます。1995年の阪神淡路大震災では死亡した人のおよそ7割以上が倒壊した家屋による圧死で、建物の耐震化の重要性が提起されました。大分市では旧耐震基準の木造住宅を対象に改修費用を補助していて5年前からは防災ベッドや耐震シェルターの設置も呼びかけています。
(大分市開発建築指導課・佐藤未咲さん)「耐震改修の他に耐震シェルターに関しても大分市では補助金を交付しています。イメージを持っていただきたいと思いまして展示を行っていますので、ぜひご覧ください」
この耐震シェルターは大分市役所で12月23日まで展示されています。