大分県内のインフルエンザの患者数が前の週から倍増し、1医療機関当たり30人を超えたことから、県は19日、去年より1か月早く警報を発令しました。
11月16日までの1週間に、58の医療機関から報告された県内のインフルエンザ患者数は1840人で、前の週のおよそ2倍となりました。1医療機関当たりでは31.72人となり、警報の基準値である30人を超えています。
保健所別では、大分市が54.59人、南部が49人と特に多く、流行が広がっています。学校など集団生活の場で感染が急激に拡大していることから、県は手洗いやマスクの着用など、感染予防の徹底を呼びかけています。
県教育委員会のまとめによりますと、大分商業高校が学校閉鎖となっているほか、大分市や佐伯市などの小中学校・高校あわせて27校で、学年または学級閉鎖の措置が取られています。



















