大分県別府市で、ソープランドの女性従業員と売春をさせる契約を結んだとして、店の経営者と店長の男2人が17日、逮捕されました。
売春防止法違反(売春をさせる契約)の疑いで逮捕されたのは、大分市羽田の会社役員、中川慎太郎容疑者(41)と大分市古国府の海津波平容疑者(35)です。

2人は今年4月、別府市楠町にあるソープランド「マリンフィールド」で、女性従業員との間で、不特定多数の客に対して売春をさせる契約をした疑いが持たれています。
警察によりますと、中川容疑者は店の経営者、海津容疑者は店長で、女性従業員と売春による対価を分割取得する契約を書面で結んでいたとみられています。
また、中川容疑者は出会い系サイトを使って女性を勧誘したとみられ、20代を中心に10代から30代までの数十人が店で働いていたということです。
警察は今年10月、売春を行う場所を提供したとして、中川容疑者と海津容疑者を含む店の関係者5人をすでに逮捕し、捜査を進めていました。
警察は、ほかの女性従業員にも同様の契約をさせていた可能性があるとみて、資金の流れなど経営実態の解明を進める方針です。



















