インフルエンザの療養期間中だった選手3人を、県大会に出場させたとして大分県サッカー協会は大分高校の監督を「厳重注意処分」としました。
大分県サッカー協会は今月15日、大分高校サッカー部の監督(47)を厳重注意処分としたと発表しました。
協会によりますとこの監督は、今月8日に行われた高校サッカー県大会の準決勝で、インフルエンザの療養期間中だった選手3人を出場させたということです。
後半15分に1人、終了間際に2人を出場させていました。
3人はいずれも解熱していましたが、学校保健安全法では発症後5日間と解熱後2日間が療養期間と定められています。
監督はインフルエンザの出席停止措置についての認識が不十分だったとみられています。
大分高校は決勝進出を決めていますが、県サッカー協会は「選手たちに非はない」として、予定通りあすの決勝戦を実施する方針です。
大分高校は監督を当面の間、指導停止とする措置をとっています。



















