大分県豊後大野市の業者が製造したポン菓子に金属片が混入し、1人が食べた際に飲み込んだ疑いがあり、病院で手当てを受けていることがわかりました。
県によりますと、県内でポン菓子を購入した家族から「袋に金属片が入っていた」と保健所に連絡がありました。
この菓子は、豊後大野市大野町の「農産加工うえすと」が製造したもので、食べた1人が金属片を飲み込んだ疑いがあり、病院で手当てを受けています。
県が調査したところ、製造する機材でポン菓子を受ける網の部分に破損が確認され、この業者は14日から製品の自主回収を行っています。
対象となっているのは、賞味期限が7月31日から9月30日までのおよそ6000袋です。大分市の農産品直売所をはじめ、県内外で販売されているということです。
県は、金属片を飲み込むと重篤な健康被害が発生する可能性があるとして注意を呼びかけています。