宇宙からのデータを活用し、ブランド力向上を図る「宇宙米」の開発に向けて11日大分県玖珠町で初の会議が開かれました。

宇宙米プロジェクトは大分空港を拠点とした宇宙ビジネスへの参入の一環として玖珠町が推進しています。

11日は実証事業を進める企業や農家などが今後の取り組みについて協議しました。

玖珠町の関係者は先月、人工衛星データを活用して米作りを行っている青森県を視察していて、付加価値の高い米の生産を目指しています。

(玖珠町・宿利政和町長)「高いレベルでこのブランド米作りができないかという大きな願いがございます。こういった部分を町内の米作りの農家の方になるべく広めていければなと思います」

玖珠町では2024年度までに「宇宙米」を売り出し、農家の所得向上を目指しています。