大分県産カボスをエサに混ぜて養殖したブランド魚、かぼすフグの出荷宣言が28日、大分市の市場で行われました。
かぼすフグはエサに県産のカボスを使った養殖魚で、県と県水産養殖協議会がブリ、ヒラメ、ヒラマサに継ぐ新たなブランド養殖魚として7年前から研究を重ねてきました。
11月1日の初出荷を前に28日、大分市の公設地方卸売市場で出荷宣言が行われました。かぼすフグはフグ本来のおいしさに加え、ほのかに香るカボスの香りが特徴で、セレモニーの後行われた試食会で参加者が味を確かめました。
(市場関係者)「ものすごく脂ものっていい味ですよ」「ほのかなカボスの香りがして普段ならカボスをかけて食べるんですけど、しょうゆだけでも十分おいしく食べられました」
かぼすフグは2023年2月末にかけて県内に向けて、およそ3トンの出荷を目指しています。