古い町並みを幻想的な光で包む大分県日田市の千年あかりに向けて、地元の高校生が竹灯籠の製作に取り組んでいます。
日田林工高校では今年3年ぶりに本格的な開催となる千年あかりで、生徒が製作した竹のオブジェを展示することにしています。26日は林業科の3年生を中心におよそ30人の生徒が、地元の山から切り出した竹を20センチほどの長さに切り分け、ドリルで穴を開けて加工しました。展示するオブジェのテーマは「ふるさと日田」。日田の自然や花火のすばらしさを竹灯籠で表現します。
(生徒)「よりよい竹灯籠を作れるように一生懸命取り組んでいます」「とても楽しんでもらえるようなそういうものを作っていきたいと思っています」
千年あかりは11月11日から13日まで開催され、豆田町や花月川河川敷に2万本の竹灯籠が飾られます。
一方、このほかの大分三大竹灯りも今年は通常開催に戻ります。うすき竹宵は市内中心部で11月5日と6日に開催。竹田市の竹楽は11月18日から20日まで。いずれも城下町に幻想的な世界が広がります。