災害時に出動し、浸水した現場でも走行できる特殊車両「水陸両用バギー」の操縦訓練が24日、大分県日田市で行われました。
水陸両用バギーは2017年の九州北部豪雨をきっかけに県内で初めて日田玖珠広域消防組合に配備されました。
24日は日田市のオートポリスに開設されたオフロードのコースで、バギーの操縦訓練が実施されました。
参加した消防隊員はバギーに乗って急な坂や段差、浸水したコースなどを走行。水害の発生を想定しながら運転技術を高めていました。
(日田玖珠広域消防組合・岩里安徳消防長)「より実践に近い訓練ができるので、迅速な救助につなげたいと考えます」
日田玖珠広域消防組合によりますとバギーはこれまで豪雨などの災害時に4回出動しています。