JR豊肥本線で大分県内を走行中に列車のドアが開閉したトラブルを受けて、JR九州の古宮洋二社長は24日の会見で陳謝し、再発防止に取り組む考えを示しました。
JR豊肥本線では今月17日に豊後荻駅と豊後竹田駅の間を走行していた普通列車で車両右後方のドアが開閉しました。
運輸安全委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」に認定しています。
24日の会見でJR九州の古宮洋二社長は重大インシデントを陳謝した上で、再発防止に取り組む考えを示しました
(JR九州・古宮洋二社長)「お客様の命に直結する大変なことなので、本当に申し訳ないと思っているのと、これは絶対に起こしてはならない運輸安全委員会との合同調査で原因をつかみ、今後は絶対にないようにしていきたい」
JR九州はすべての車両を対象に走行中のドアを制御する装置を検査した結果、異常はなかったということです。