朝晩が本格的に冷え込むようになり、あったかい鍋料理がおいしい季節になってきました。そこで、いま注目されている韓国と中国の「本格鍋料理」の魅力に迫ります。

今年6月、JR大分駅にオープンした韓国料理専門店。店一押しの鍋料理が店の名前にもなっている「ヒョンチャンプルコギ」です。たっぷりの野菜と甘辛い味つけのプルコギ、そしてタンミョンと呼ばれる韓国春雨を煮込んで食べる「焼肉鍋」です。


(ヒョンチャンプルコギJR大分シティ店・佐藤史菜さん)「普通に鍋みたいに食べてもおいしいですし、セットについてくるサンチュに巻いて食べてもおいしいです」

焼肉鍋は本場ソウル式の鍋料理で、特製タレは10種類以上のスパイスで仕上げています。

(小野リポーター)「うまみがギュッと詰まっています。甘辛いタレと野菜、そしてお肉と相性抜群でクセになる。どんどん食べたくなる味わいです」

鍋はシメにご飯を入れて雑炊にしても良し。このほか牛コツから出汁をとる一人用の鍋「ソルロンタン」も人気です。


(ヒョンチャンプルコギJR大分シティ店・森下真士店長)「職人がこだわった韓国料理を考えて独自の味を出したプルコギやサムギョプサルなど色んな料理が味わえると思います。おいしいと言ってもらえたらそれが一番です」

また、JR別府駅から徒歩5分ほどの場所にある専門店「火鍋にしだ」。テイクアウトもできる中国発祥の鍋料理「火鍋」が味わえます。

(火鍋にしだ・白井淳平店長)「火鍋を食べたことがない人が多い中で火鍋を気軽に食べてほしいなという気持ちがあって始めた。店では赤・白2色に別れたスープを使っています」

鶏ガラを5時間かけて煮込んだ白の白湯スープ、トウガラシや花椒など7種類のスパイスで作る赤の麻辣スープ。この2種類のスープで野菜や肉を味わうのが火鍋の特徴です。


(火鍋にしだ・白井淳平店長)「新鮮な野菜は地元大分、あとは珍しい食材でいうと現地中国から仕入れるようにしています。本場中国の火鍋よりおいしい火鍋ができちゃったかもしれない」

店の火鍋はテイクアウトにも対応していて、自宅でも気軽に店の味わいが楽しめます。

(火鍋にしだ・白井淳平店長)「中国ではお祝い事や人との距離を詰めたい時に『火鍋を食べにいこうよ』とそういう場面で使われる食事です。これから冬に向けて身体も温まりますし、とてもおすすめになってます」

店独自の食材でこだわりの味が提供される様々な鍋料理。これから迎える寒い時期に一口食べれば心も身体も温まりそうです。