大分県佐伯市に初めて女性市長誕生へ。13日夜、開票が行われた市長選挙で新人の冨高国子さん(68)が当選を果たしました。

(冨高国子さん)「女性市長を誕生させてくれた今の佐伯市民全ての皆さんに感謝しかありません」

4人が立候補した佐伯市長選挙は2度目の挑戦となった新人の冨高国子さんが1万921票を獲得し、接戦を制しました。

冨高さんは元小学校教諭で、1991年から1期佐伯市議を務めました。ボランティア団体代表で草の根中心の選挙戦を展開して教育や福祉の充実を訴えました。

(冨高国子さん)「女性の視点を入れる子どものことであれば、子供たちの声が生きているのか、今困っている人がどれくらい話し合いに参加できているのか、そういうところを取り組みたい」

県内の女性市長は日田市の椋野美智子市長(69)に続き2人目となります。冨高新市長の任期は4月17日から4年間です。