訓練中に消火バケットが落下し、国から調査を受けていた大分県の防災ヘリについて、4月26日から運航を再開することが発表されました。
このトラブルは4月4日、訓練中だった県の防災ヘリから竹田市の稲葉ダムに消火バケットが落下したものです。

国が事故につながりかねない重大インシデントに認定し5日、運輸安全委員会が調査に入りました。
運輸安全委員会の調査結果は出ていないものの、消防庁からの通知を受けて県が点検した結果、捜索や救命救助活動については問題がないことから、4月26日からの運航再開を発表しました。
一方、消火活動は新しい器具を導入後に訓練を経て再開する予定で、時期はまだ未定です。
県は「消火活動についても早期再開を図りたい」としています。