任期満了に伴う大分県内5つの市の市長選挙は13日開票が行われ、新人2人と現職3人が当選しました。このうち佐伯市では初の女性市長が誕生です。

現職と新人あわせて4人が立候補した佐伯市長選挙は、2度目の挑戦となった新人の冨高国子さん(68)が1万921票を獲得。ほかの新人、現職との接戦を制して当選を果しました。佐伯市では初の女性市長誕生となります。

冨高さん「小さな風が皆さんの力で大きな風になって、風通しの良い佐伯になると思います。初めて女性市長を誕生させてくれた今の佐伯市民全ての皆さんに感謝しかありません」

現職の引退により新人3人による選挙戦となった宇佐市長選挙は、市政の刷新を訴えた後藤竜也さん(49)が1万3410票を獲得し、初当選しました。

後藤さん「これからの宇佐市を何としてもよくしていきたい。新しい宇佐市を作って皆様とともに素晴らしい市政を作っていきたい。その決意と責任感に今燃えているところであります。最高の宇佐市をつくって参りましょう」

一方、豊後高田市長選挙は現職の佐々木敏夫さん(82)が3期目の当選を果しました。佐々木さんは全国の現職市長で最高齢となる見通しです。

佐々木さん「82歳という高齢の私が皆さんのおかげでこうして立派に当選できたことを感謝申し上げます」

現職と新人の一騎打ちとなった竹田市長選挙では、現職の土居昌弘さん(55)が7200票あまりを獲得し、新人の吉竹悟さんを破り、再選されました。

また、豊後大野市長選挙は現職の川野文敏さん(66)が新人の川野辰徳さんを大差で破り、3選を果しました。