21日朝は大分県内のほぼ全域で最低気温が例年の11月並みまで低下。大分市ではこの秋一番の冷え込みとなりました。
午前6時半ごろの由布市湯布院町では盆地に朝霧が立ち込めていて、幻想的な光景が広がっていました。
21日は朝方に放射冷却が強まった影響で、最低気温は由布市湯布院町が4.2度、玖珠町が4.8度まで下がりました。
(観光客)「寒いです。秋を通り越して冬という感じ」「東京より寒くてびっくりしました。さっき寒すぎてもう1枚重ねましたね」
一方、この秋一番の冷え込みとなった大分市では11.5度から25.1度まで上昇。こうした気温差が激しい日に気をつけなければならないのが「寒暖差アレルギー」です。
寒暖差アレルギーはもともとアレルギー性鼻炎を持っている人に起きやすい「鼻過敏症」といわれています。鼻から寒い空気が入ると寒冷刺激によって自律神経が乱れ、鼻づまりやくしゃみなど鼻炎の症状が出てくるということです。
(府内耳鼻咽喉科・植山茂宏院長)「もちろん首の上を暖めることが一番いいけど全部覆うことはできないので、一番簡単なのはマスクですね。朝一番の冷たい空気を吸わないように保温に努めてもらいたい」
季節の移り変わりと寒暖差で体調を崩しやすいこの時期はいつもよりも体へのケアが肝心です。