投資の先生を名乗る人物らからSNSを通じて投資話を持ちかけられた、大分県別府市内の60代男性が4月にかけ、1600万円余りをだまし取られたことがわかりました。

警察によりますと、別府市に住む60代男性は去年12月、SNSで株式投資家を名乗る人物と知り合いました。その後、投資の先生を名乗る別の人物を紹介され、投資に関するアプリを勧められてダウンロードしました。

そして、3月4日から指定された口座に100万円を送金すると利益が出たように表示されたため、信用した男性はその後も運用資金や指導料名目で、6回にわたり合わせて1670万円を送金し、だまし取られました。

4月に入り資金を引き出そうとしたところ「高い税金がかかる」と言われたことから不審に思った男性が5日に別府警察署に相談して詐欺の被害が判明しました。

警察はSNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口として家族や警察に相談するよう呼びかけています。