春の登山シーズンを迎える中、大分県のくじゅう連山で自然保護やゴミの投げ捨て防止などを呼びかけるパトロールが始まりました。
大分森林管理署は春と秋の登山シーズンにあわせて毎年くじゅう連山でパトロールを行い、貴重な植物の保護や利用客のマナー向上を呼びかけています。
九重町では10日、関係者らが出席して出発式が行われ、森林保護員に任命された6人に委嘱状が手渡されました。保護員はこのあとラムサール条約に登録されているタデ原湿原をパトロールし、利用客によるごみの投げ捨てがないかなどをチェックしました。

(大分森林管理署・平浪浩二署長)「雨上がりとかそういった時は滑ることもあるでしょうし、ちゃんと装備をしていただきたい。安全で事故なく楽しんでいただければと思います」
このパトロールは7月末までの予定で、保護員は登山道での規制ロープの設置や補修などにも携わります。