大分県内でノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は、3週連続で少傾向にあるものの、依然として流行の終息基準を上回っています。
県のまとめによりますと、4月6日までの1週間、県内36の医療機関に報告された感染性胃腸炎の患者数は487人で、前の週から98人減少しました。
1医療機関あたりの患者数は13.53人で、3週連続で減少しています。今年2月26日の発表以降「警報」が続いていて、流行の終息基準「12」を依然上回っています。
保健所別では、大分市が最も多く20.73人。次いで別府市などの東部が18.71人となっています。

県はノロウイルスの感染力が強く、アルコール消毒が効きにくいとして、石けんによる十分な手洗いなど対策を呼びかけています。