障害者の就労を支援する大分市の「博愛大学校どりーむ」で入学式が行われ、新入生8人が親元を離れ、新たな生活に臨みます。

「博愛大学校どりーむ」ではこの春、支援学校や高校を卒業した8人が入学しました。式では、施設を運営する博愛会の釘宮卓司理事長が「社会人になるための勉強をしっかりしてください」と激励し、新入生を代表して吉田慎太朗さんが新生活への意気込みを発表しました。

(吉田慎太朗さん)「これからは親元を離れて私たちの新生活が始まります。苦手なことと向き合い、どうしたらできるようになるかを考えながら実習に取り組みたいです」

博愛大学校では、2年間のカリキュラムで自立に向けた就労支援や宿泊訓練を実施し、卒業後は製造業やサービス業など一般企業への就職を目指します。