大分市の大野川で、冬場を海で過ごした天然アユの遡上がピークを迎えています。
大分市の大野川では、アユの遡上が3月4日に初確認されました。今はピークを迎え、岸から間近に見ることができます。
アユは、水温が上がる春になると産卵に向けて下流から上流へと移動する習性があります。

大野川では、河口からおよそ50キロ上流にある豊後大野市大野町の沈墜の滝まで遡上し、流れに逆らって懸命に泳ぎ、時には水面から勢いよく跳ね上がります。
(大野川漁協・三浦勝徳さん)「今年は非常に多く1日に1万、トータルで100万匹は遡上する。小さな滝も一生懸命に遡上し、全部が育って大きくなってまた下ってきてほしいと思います」
アユの遡上は例年5月にかけてピークが続き、大野川では6月1日に漁が解禁されます。