海難救助や救急搬送など緊急時の連携を強化するため、大分海上保安部と消防による合同潜水訓練が大分市で実施されました。
この訓練は大分海上保安部と大分市消防局が毎年実施しています。今回は3年ぶり、海上保安部が大分市など4つの市と災害時の連携協定を結んで初めての訓練となります。21人が参加した訓練は海中に人が転落したことを想定して行われました。
参加者は水深5メートルから8メートルまで潜水。ダミーの人形を海中から引き上げ救助しました。
(大分海上保安部警備救難課・久木田修身課長)「人命救助でも合同で潜水捜索とか想定している人命救助いざという時にスムーズに捜索に入れるようにしていきたいと思う」
大分海上保安部によりますと県内周辺の海域で昨年度23件の救難事案が発生しているということです。