大分県中津市の中心部で16日夜、飲食店兼住宅の出入口にあるマットやドアの一部が燃える火事がありました。市内では、このほか空き地の枯れ草が燃える不審火も発生していて、警察が関連を調べています。

16日午後11時ごろ、大分県中津市島田にある飲食店兼住宅で、1階の出入口に置いていたマットが燃えているのを建物内にいた女性が発見しました。火はおよそ30分後に消し止められましたが、縦・横60センチ程のマットのほか、出入口ドアの一部が焼けました。この火事によるけが人はいませんでした。

警察によりますと、この現場からおよそ1.5キロ離れた中津市小祝新町の空き地でも16日午前、枯れ草が燃える不審火が発生しているということです。

警察は2つの不審火の関連性を調べるとともに現場周辺に火の気がないことから、放火の可能性もあるとみて捜査を進めています。