横浜FCに劇的勝利をあげてJ1参入プレーオフ進出を決めたトリニータ。1年でのJ1復帰へカギを握るベテラン金崎夢生選手に独占インタビューしました。

FW金崎夢生:
「せっかくこういう形で戻ってこれたのでこの機会を大事にしたいと思いますし少しでも長くこのユニフォームをしっかり着たいと思う」

2007年にプロデビューした金崎選手は3年間主力としてプレーし名古屋や海外で活躍すると今年8月、13年ぶりに復帰。先発や途中出場で求められる役割を果たし、復帰後ここまで全ての試合に出場しています。

金崎夢生:
「選手なので先発から出たいという気持ちはもちろんありますし、だけど途中から出たときは自分なりにどうゲームを決めにかけていくか、そういうことを考えながらやっています」

試合を重ねながら攻撃の形にフィットし、アウェイの金沢戦では初ゴール。下平監督が一体感と積極性を求める中、復帰後の10試合はわずか1敗と勝利への執着心でチームを引っぱります。

FW長沢駿:
「経験がある選手ですしずば抜けて上手く強い選手であるので、そういうところで信頼する部分はすごい大きいですし、(試合の状況に合わせて)話し合いながら出来るのですごく楽しめたと思います」

下平隆宏監督:
「ピッチに入ると相手にとって嫌な奴になれるのでメンタル的にもチームに良い影響を与えているのかなと思います」

ビッグクラブや海外で多くの経験を積んで帰ってきたベテランが、J1昇格への切り札としてチームをさらに浮上させます。

金崎夢生:
「すごく温かい感じでまた迎え入れてくれてそこに関してサポーターに対してすごく感謝の気持ちでいっぱいですし、ホームで戻ってきてゴールがないっていうのもありますし、プレーと結果でしっかり恩返し出来たらいい」

ホーム最終戦は16日、8位・山形を相手に金崎選手のホームでの復帰後初ゴール、そしてサポーターに応える勝利が期待されます。