大分県玖珠町の中学校で地図を使って地域の災害リスクを学ぶ訓練が行われ、生徒たちが防災への意識を高めました。
この訓練は生徒たちに防災意識を高く持ってもらおうと、大分県玖珠町にあるくす星翔中学校で初めて実施されました。14日は3年生や地域住民、それに防災士などおよそ200人が参加しました。訓練は「DIG」と呼ばれ、地図を広げて災害が起きたときの対応や事前の対策を考えるものです。生徒たちは地図の中に自宅と避難所を書き込み、ハザードマップと照らし合わせて危険な場所がないか確認しました。
(生徒)「被災した時の状況などよく確認出来たのでよかった」「地域の人たちとコミュニケーションを取りながら安全な避難ができたらいい」
主催した防災士の団体は訓練を通じて「災害時に命を守る行動につなげてもらいたい」と話しています。