大分県内の酒造メーカーが今シーズン手がけた新酒の出来栄えを審査するきき酒会が3日大分市で開かれました。
このきき酒会は県内の蔵元の技術向上を図るため県酒造組合が毎年開いています。

3日は宮崎県の1社を加えた15の酒造メーカーが今シーズン手がけた新酒97点を出品しました。熊本国税局の鑑定官など17人の審査員が、銘柄がわからない状態で味や香りを中心に出来栄えを審査しました。
鑑定官は「良い香りのするものが多かった。まだ生まれたての酒であり、良い香りは残しつつ味わいを整えていってほしい」などと講評しました。
(県酒造組合・狩生孝之副会長)「いかにコメのうまみを出すかというのが各蔵元の技術の腕の見せどころだと思います。楽しく飲んでいただきたいと思っています」