大分大学教育学部附属小学校の元PTA事務員が会費など910万円を着服していた問題で、PTAは3日会見を開き、再発防止について説明しました。
元事務員は、昨年度までの3年間で小学校の備品や消耗品を購入したかのようにみせかけて、通帳を使って現金を引き出し、PTA会費と後援会費あわせて910万円を着服したということです。通帳と印鑑は同じ部屋で管理され、元事務員が同時に持ち出せる状況でした。
3日は附属小学校のPTAが会見を開き、謝罪した上で問題の経緯を説明しました。

PTAは今後、通帳と印鑑を別々の部屋で保管するほか、監査の回数を増やすなどして再発防止に努めるとしています。
元事務員は3日付で全額を返金しています。