大分県産焼酎を海外に売り込み、消費拡大を図ろうと、大分市でアメリカのバイヤーを招いて商談会が開かれ、県内の蔵元が自社商品をアピールしました。

この商談会は、ジェトロ大分と県酒造組合がアメリカの2社のバイヤーを招いて開催したものです。27日は県内5つの蔵元がそれぞれ自社商品を紹介し、具体的な価格などについて直接交渉をしていました。

焼酎は日本酒に比べて海外での認知度がまだ低く、輸出額が伸び悩んでいます。その一方で、アメリカでは焼酎の販売に関する規制が緩和される動きも出ていて、追い風となっています。

米国バイヤー「自分たちの作っているものに非常に誇りを持っていることが興味深いと思いました」「お湯などで割ってアルコール度数を下げれば、ワインのような感じで提供できる」

県内の蔵元「今まで日本酒しかやったことなかったが、焼酎もチャンスだなと思って参加した。非常に売りやすい商材ですから頑張って増やしていきたい」

28日はバイヤーが県内3つの酒蔵を視察することになっていて、関係者はこの取り組みをきっかけにアメリカでの販路拡大を図ります。