全国の被災地で活動するスーパーボランティアの尾畠春夫さん(85)を講師に迎え、防災について学ぶ学習会が大分県中津市で開かれました。

中津市の防災学習会には、小学生や保護者らおよそ100人が参加しました。会場ではスーパーボランティアの尾畠春夫さんが、地震発生時などの救助や脱出に役立つロープの結び方を説明しました。

このあと尾畠さんは、豪雨災害などで河川が増水した際に必要な土のうの作り方を実演。参加者は、慣れない作業に戸惑いながらも真剣な表情で取り組んでいました。

(参加者)「みんなにきょう習ったことを教えて、災害の時に備えられるようにしたいです」

各地でボランティア活動を続ける尾畠さんの話を熱心に聞いた子どもたちは、改めて防災への意識を高めていました。